こんにちは、フリーライターの岩田です。
しつけ記事、かなりの反響です。ありがとうございます。
飼い主さんの悩みの一つに「しつけ」がありますよね。
今回は少し踏み込んで「犬のしつけとは何か?」をまとめていきたいと思います。
犬のしつけのコツとは?
特に、「自分が犬に舐められているから言うことを聞かない」と思っている方が多いのですが、人間が犬の上に立たなければいけないという科学的根拠は一切ないんです。
引用:学術的しつけのコツとは? | 三井翔平 | ファニマル | Fanimal
昔は犬にとって人間とは「付き従うべきボス」であったとされています。
犬は群れを作る生き物とされ、ボスがいてその下に付き従う犬がいて…
とそんなのが自然の摂理だと考えられてました。
しかし引用文にあるように、
科学的根拠は一切なく、人間が上に立たなければいけないなんてことはないのです。
そのため褒めてしつける事が主流となって、
体罰を与えてしつけるプロのトレーナーは皆無。
もしあなたが未だに犬が言うことを聞かないと体罰を与えているのであれば、
今すぐに辞めましょう。
犬と軋轢を産んでしまいます。
では犬をしつける最大のコツとは何なのか?
気になるところですよね。
犬をしつけるその前に…
飼い主の役割は、犬の本能を社会で受け入れられるように発揮させることなので、人間の方も犬の習性をきちんと理解しないといけないですね。
犬をしつける前に、飼い主が犬を飼うということがどんなことかを知らなければいけません。
聞いた話ですが、某通信キャリア会社のCMで犬が話をするといったCMが一時期ながれてました。
それを見た子供がペットショップで同じ犬種を購入したそうです。
しかし何ヶ月経ってもCMのように話をしない。
憤慨した子供は親に「CMみたいに話ができないんだから、もう捨ててきて!」と、
言われた親はその通りに、折角迎えた犬を捨ててしまったそうです。
犬好きのあなたからしたら、トンデモナイ話しですよね。
でも実際にあった話。
その飼主は犬を飼うことがどんなことか理解せずにモノとして購入したのでしょう。
犬を飼う=命を預かる事なので、最低限常識として抑えておかなければいけません。
結論からすると、犬をしつける方法を知るのではなく、
犬を飼う前にしつけ方を学ぶ必要があるのです。
つまりは犬は人間社会でどう振る舞うのか、飼い主さんは犬がどういう生き物かを学ぶことが必要です。
人と犬との関係は?
人と犬との関係はパートナーであることが理想です。
話ができるわけではありませんが、犬とのコミュニケーションは非常に大切で、
先の引用にもあるように、人間が上、犬が下という主従関係では成り立たないのです。
犬をしつけると同時に、人も犬が人間社会に適応できるように勉強して、努力が必要なのです。
犬をしつけることは人として成長することだ
まとめると…
・犬と仲間になる(生活を共にする)。
・主従関係ではない関係の構築を怠らない。
・暴力で服従させない。
そしてもっともしつけで大切なことは、
他人に触れられても大丈夫なようにしつけること。
犬ができるようになったとしても飼い主であるあなたが接し方を覚えておかないと求めることはできませんよね?
お互いに学ぶべきしつけにコツはありません、コツはコツコツと…冗談ではなく、少しずつ良好な関係を気づいていくことがコツなのです。
では次回はペット業界でも暗部の「殺処分問題」を深掘りしてみましょう。