こんにちは、フリーライターの岩田です。
夏も終わり、秋らしく朝晩涼しくなってきましたね。定春と散歩に行きやすくなってきました。
最近の定春くん、自己主張してる気がします。
自分がかっこいいことに気づいたのでしょうか?
近所を散歩に回ると誰か一人に必ず「かっこいい」か「カワイイ」かどちらかの言葉を頂きます。
その様子はまた定春日和に綴るとして、涼しくなって散歩に行きやすくなった今、もう一度犬のしつけについて考えていきたいと思います。
犬を飼っているから気をつけたい!しつけをもう一度考える
「犬のしつけ」と検索すると、いろんなドックトレーナーの方がしつけについて指南されています。
中には犬のしつけ教室や、本職のドックトレーナーの方が直接ブログやWEBメディアで指南されていることもあり、大変参考になるとともに少しだけ反省もしなきゃと思う今日このごろです。
そもそもなぜ犬をしつけるのでしょう?
考えたことはありませんか?
しつけるということは迷惑がっている人がいるということです。
日本人が全員、犬が好きな訳ありませんよね?
犬が嫌いな人もいます。
東京都のデータですが、犬猫の苦情件数は平成24年度に1万件以上寄せられたとデータが残っています。
そのうちの4割ほど、つまり4000件ほどが犬に関する苦情だったようです。
苦情の内訳を見てみると…
画像引用:http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2013/11/DATA/22nbt101.pdf
野犬や放し飼いの件数が圧倒的に多いのですが、注目すべきは「ふん、悪臭」「鳴き声」「負傷」の項目です。
年々減っているのですが、0にはなりません。
それだけ気にしている方も多いと思っていいのです。
そもそもしつけとはなにか?
犬や猫は本能のまま、気ままに生きていると思っていいでしょう。
定春のこのあくびを見てるとそんなことを思います。
散歩のときは顕著で排泄は特に決まった場所でするわけではありません。
それはあなたの愛犬も同じではないでしょうか?
私なりに思うのですが、
犬が吠えたり、排泄したりと、その行為自体に意味が無いとは思っていません。
しかし、犬とて人間社会に生きている動物、特に飼い犬なら尚、ですよね。
しつけがなぜ必要なのかは「人間社会に適応して欲しい」との願いからじゃないでしょうか?
犬を人間社会に適応させるのは人の役割だ
犬を人間社会に適応させる
これが犬をしつける目的で、人間が犬に対してできる最大の愛情表現では?と考えてます。
飼い犬としてふさわしいこうどうが できるのか、できないのか。
それは飼い主が「犬を飼うこと=命を預かること」と考えなければいけないと思うのです。
「飽きたから」とか「TVと同じように話さないから」なんて理由で放棄するのは言語道断。
品評会に出せなくなったからと無責任に放り出してしまうのも、人としてどうなのか?とそんなことを考えてしまいます。
生活の一部に飼い犬がいることを忘れない事
おちゃめに買い物かごかぶってます。
これも飼い主がやらせたおもしろ写真ですけどね、
家族の一員で犬がいる。
これって結構素敵なことです。
お出かけ大好きなのでこんな顔も見れちゃうのですから、
掛け値なしにカワイイ…
それだけじゃなく、人間社会に適応した秋田犬としてしつけていきたいですね。
ただし、一切吠えさせないとか、
散歩も運動もさせないではダメです。
犬だって感情はあります。それをやってしまうとただの虐待。
つまりはバランスの取れた「しつけ」が犬には必要なのです。
そのためには先ず本能や習性を知ることから始めないといけませんね。
次回はそんな犬の習性や本能に焦点を当ててまとめてみます。