コラム「ヒアリの対処方法」

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今回は世間を騒がせてる「ヒアリ」を取り上げます。文章に一貫性がないのとかはとりあえず置いておいてください。章末のまとめに僕なりの考えも載せるので、ご参考にしていただければ幸いです。

 

そもそも「ヒアリ」とは?

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画像の使い回しで申し訳ないのですが、そもそもヒアリとはなにか?ここからお話しなければいけません。まずはこちらのニュースから・・・

www.sankei.com

南米原産のアリの事です。ただ、このアリが厄介な所は「毒針を持っている」。ここに尽きると思います。このアリが持つ多様な毒は北米に侵入した時に多大な被害をもたらしました。年間で100名を超える死者を出し、経済被害は5000億とも6000億とも言われています。さて、アリ一匹で本当にこんなに被害が出るのでしょうか??北米でヒアリの被害が甚大だった時に環境科学学会である本が話題になりました。その一部を引用します。

「Fire antは合衆国南部の農業に深刻な脅威を与える,作物を傷め,地表に巣をつくる鳥の雛を襲うから自然をも破壊する.人間でも刺されれば,害になる – こんな言葉をならべたてて,議会の承認を得たのだ.だが,みんな嘘だということがあとでわかった.(新潮文庫186頁)」

「アラバマ州の専門家によれば,“植物に及ぼす害は概して稀である”という.また,アラバマ総合技術研究所の昆虫学者であり,アメリカ昆虫学会の1961年度会長E. S. アラント博士は言う—“自分のところでは,過去五年間,植物がfire antの害を受けたという報告は一度もない・・・・・・・家畜の被害もべつに見うけられない”.(同187頁)」

「このアリがアラバマ州にすみついてから40年にもなり,またそこにいちばん密集しているのに,アラバマ州立保健所の言うところでは,“fire antに刺されて命を亡くした記録はアラバマ州では一度もない”.(同188頁)」

引用:村上先生のアリ研究記(2)- 小さな侵入者”ヒアリ”を退治せよ! – academist Journal

この本「沈黙の春」が発表されたのが1962年の事です。コレがフェイクニュースだったことが今では確認されています。村上先生によると・・・

それから50年。『沈黙の春』は世界に何をもたらしたか。これはあまり顧みられない不都合な真実だが、ヒアリや外来昆虫に関しては、当時アメリカ農務省が心配していたことが現実になっているのだ。日本からの外来甲虫であるマメコガネは駆除できずに、他の大陸にまで飛び火させるほど大繁殖させてしまい、ヒアリにいたっては多大な国家的損失を与え、地球規模の大害虫にしてしまった。

どうやら甚大な被害が出ているとのこと。

されに言えば今から50年以上前にアメリカではヒアリの被害が確認されていたことになります。

さて、侵入の経路はどこからか?ここは気になるところですね・・・。

ヒアリの分布地はどこ?

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ヒアリの分布地は広く、写真の地図を見るとわかるのですが、ぐるっと日本を囲むように分布しているのがわかります。これを見る限り、いつ日本に侵入してもおかしくない分布図ですよね?特に中国、国土が広い上に港湾の脇には広大な荒野が広がっているところが多く、アリの生息に最適。しかも化学物質が流れ込んでいたりと環境問題も深刻化していますから、とても毒性の強いアリに成長して世界にばらまかれてるようなものです。

原産地がアマゾンの奥地。湿度も温度も高い地域の生物は、何世代もかからずに環境に対応する生命力があります。不思議ですよね。

では全ては中国が原因か?と言えば、どうやらそうではない模様。中国もヒアリが侵入した被害者なのです。ただ今回は中国の南沙から来たコンテナで見つかったため、悪く言われているようです。

ヒアリを発見したら?

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資料引用:ストップヒアリ※こちらのリンクから対処方法など詳しく見れます!

さて、発見したらどうするか?

資料を見る限り、最も即効性の高い対処方法は熱湯をかける。

これはあれですね、ムカデとかダニとかと同じ。熱湯最強説、ただし気を付けてくださいね。

今のところ港湾の荷入れをしてる地区のみの発見のようですね。ここは安心です。

最後に※ココが大事かと・・・

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引用:YouTube

簡単ですが、ヒアリの流入経路、対処方法等、一応に紹介しました。もし、ものすごく気になるのなら、対処方法の所のリンクから資料をダウンロードしてみてください。PDFなのでスマホでも読めるはずです。

さて、このヒアリの話、なんとなく静観していました。というのもニュースや新聞で出ていることが必ずしも正しくないからです。分布図をみて、いつか入ってくるだろうねとも思うし、何より日本は輸入大国です。どんな生き物が海外から来てもおかしくないのです。

で、ニュースを検索してみました。名古屋の話ですが、あれはひどい。確かにアリが発見されたのは港湾地区ですが、荷受けを行う港と、名古屋ガーデンふ頭のような、遊べる港は別。これは神戸も横浜も名古屋も同じように作られてます。だって、お仕事するところに一般人が入られたら、邪魔でしょ?危ないし。

これはなんか意図があってガーデンふ頭の映像を使ったのでは?と勘ぐりますね。何か重要な法案や戦争から目をそむけるため・・・でしょうかね???

前に違うブログでも書きましたが、知らないことは怖いこと、と僕らは教えられてきてます。事実が拡大解釈される前に、少しだけ後ろに構えて見てみるのも大切なことだと思います。